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尿酸値が高いと言われたら?

2020年1月

健康診断で尿酸値が高いと指摘されたことはありませんか?
自覚症状がない場合放置されがちですが、とても怖い病気のもとになることがあるのです。

尿酸とは

尿酸は細胞の新陳代謝の過程でできるプリン体といわれる物質が代謝され生じる老廃物です。体の中では通常は一定の量に維持されていますが、体内で生産される量が多かったり、尿などから排泄される量が少なかったりすると血中濃度が高くなります。正常値は7.0mg/dl以下となっています。

尿酸値が高いまま放置しておくと

尿酸の血中濃度が7.0mg/dlを超えてくると血液中に溶けずに余った尿酸が体のいろいろな場所に結晶として沈着するようになります。関節の中に沈着して炎症を引き起こすと痛風といわれる関節痛を生じます。腎臓に沈着すると腎臓の機能を悪くしたり、尿管結石ができやすくなったりします。また、動脈硬化の原因となることもわかっており、心筋梗塞や脳卒中の原因となることもあるのです。

治療はどうするの?

まずは尿酸が高くなっている原因を見つけることが大切です。生活習慣としてビールはプリン体が多く含まれるので有名ですが、アルコール自体が尿酸値を上げるため控えめにしましょう。ダイエットのための急激な運動や激しい筋力トレーニングはかえって尿酸値を上昇させます。軽めの有酸素運動が効果的です。水分の取り方が少ない人も尿酸が排泄されず高値になる可能性があります。 最近の遺伝子分析で遺伝的に高くなりやすい人がいることがわかっており、いろいろな原因に対して対策を行っても尿酸値が低下しない場合は内服薬によって治療します。

食事療法のポイント

食事によって蓄積される尿酸は5分の1程度ですが、食事療法も大切な治療です。まずはプリン体の多く含まれた食品は避けたほうが良いでしょう。主に肉、魚介類には多く含まれていますが、特にレバーやモツなどの内臓類は多く含まれています。魚も内臓を使用した調理法のものや干物などは気を付けましょう。また水分を多くとり野菜やフルーツは尿をアルカリ化させ尿酸の排泄を促進させると言われています。

健康の維持には定期的なチェックが大切です。令和元年度の中野区民健診は2月末までです。まだ受けていない方はお近くの医療機関に急ぎましょう。

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