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医療トピックス

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白いごはんが大すきな あなた! ちょっとカーボダイエットをしてみませんか?

2014年3月

健診を受けてBMIが25以上で肥満、体重を減らしなさい!!
膝が痛いと整形外科へ行っても太っているせいだ、やせなさい!
と言われいつも痩せなくてはという強迫観念にとりつかれているあなた!!
おいしく食事をいただくのは人生の最大の楽しみなのですから、食べる物を減らして痩せることは本当に難しいですね。80歳を超えたご高齢の方でパワフルに動いているひとはよく食べるということも事実です。食べる意欲と生命力とは多いに関係がありそうです。おいしく食べられるということは決して悪いことではないと思いますので上手においしく食べて健康を維持したいものです。

食べ物によって消化吸収のされ方が違うのはご存知でしょうか!
ご飯、パン、麺類、かぼちゃやジャガイモなどの芋類は炭水化物です。せんべいやクッキーなどの菓子類も炭水化物に入るものが多く、炭水化物は甘いお菓子と同じで食べるとすぐにブドウ糖に消化され血糖値が上昇しエネルギー源となるわけです。これから活動しようという朝食や昼食に炭水化物を食べることは大切です。特にブドウ糖がエネルギーとして利用される脳を目覚めさせるには必要です。しかし、夕食にご飯をおかわりしたり、アルコールを飲んだ後にラーメンを食べたり、夕食後にポテトチップやおせんべいを食べながらテレビを見るのもよくありません。血糖値はぐーんとあがりますしエネルギーとして消費されないうちに就寝となり、余ったエネルギーはお腹や肝臓に脂肪としてたまり肥満のもとになります。また食べ方として、ごはんやパンを食べる前に野菜を食べると炭水化物の吸収が遅れて血糖値はあがりにくくなります。食後血糖が高いと言われている方にはもってこいの食べ方でしょう。夕食後に後片付けや散歩をしたりして体を動かすこともエネルギーの消費となり余分な蓄積を防げます。

タンパク質や脂肪もバランスよく食べることが大切ですが、お米の好きな日本人はご飯を上手に食べることで、少し体重を減らすことができるのではないかと思います。挑戦してみましょう。

すでに糖尿病や腎臓病などで治療中のかたは、かかりつけ医にご相談ください。

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